pairtable()
caleigen()

Via Clipboard
Analysis: AHP (analytic hierarchy process)は多基準決断分析法Multi-criteria decision analysis (MCDA)のひとつで、評価項目の重要度、評価項目ごとの選択肢の好ましさを1~9の比で重み付けし、選択肢の優先度を決める方法である。 #1.AHPのためのペア比較表を作成する。関数pairtable()
#2.AHP解析を行い、固有値から優先度を算出する。関数caleigen()

Dependent package: "tcltk"


*フィールド内をすべて選択して(Ctrl+A)、コピーし(Ctrl+C)(青のボタンをクリック)、Rに戻って、Rエディタ中のVia Clipboardの#2のスクリプトを実行することによって、必要なパッケージがインストール済みかチェックし、未インストールの場合は自動でインストールする。(インターネット接続の環境が必要)。

Data:
#1. Excelで評価項目用の表データを用意する。選択肢alternatives、評価項目criteria、下位評価項目childrenを表形式で用意する。childrenが2つ以上の場合は、c2,c3,...とする。全体として項目数は7±2程度にする。



#2. Excelでペア比較のデータを用意する。左側の項目が2以上9までであれば、右側の項目は1、逆に左側の項目が1なら右側の項目は2以上9までとする。左右いずれか重要あるいは好ましい方が2以上となる。 もし同じように重要あるいは同じように好ましいと考える場合は、いずれも1とする。



*青のボタンをクリックして、Excelに貼り付ける(Ctrl+V)と形式がわかる。 **このサンプルデータを対象に解析を行う場合は、#1と#2それぞれラベル名の行からデータの最後までを選択・コピーして別々に用いること。 #1はpairwise tableを作成するためのデータで、#2は固有値の計算からAHP解析を行い、優先度その他を計算するためのサンプルデータである。

Output: #1. pairwise table (CSVファイルであるが、調査人数に応じてコピーを作成して使用する)
#2. 評価者ごとに各評価項目の重みの一覧と選択肢の優先度、Inconsistency Index, Inconsistency Ratioのデータをテキストファイルとして出力する。
Operational script:
#1. pairwise table作成用スクリプト:CSVファイルが作成される。


#2. AHP解析実行のためのスクリプト:データを入力したpairwise tableからデータを読み込んで解析する。



*Excelでデータ範囲をラベル部分も含めて選択・コピーしてから、Rに戻り、Rエディタ中のVia Clipboardのスクリプト#1を実行する。そのあと、この画面に戻り、このテキストエリアの#1のスクリプトを選択して、コピーし(Ctrl+C)、Rに戻りRエディタ中のVia Clipboardのスクリプト#2を実行する。
**同様にこのテキストエリアのスクリプト#2では、pairwise tableで収集したデータに基づいてAHP解析を行う。Excelのデータ範囲をラベル部分も含めて選択・コピーしてから、Rにもどり、Rエディタ中のVia Clipboardの#1を実行し、その後この画面に戻り、このテキストエリアの#2のスクリプトを選択して、Rに戻りRエディタ中のVia Clipboardのスクリプト#2を実行する。このフィールドのcaleigen( )のカッコ内の数字を変えることで、その番号を付与したテキストファイルが結果として作成されるので、複数の被検者のデータを解析する際は値を変えながら、必要な回数実行すること。