Rのパッケージmetafor、forestplot、mada、gemtc (rjags, JAGS)、BRugsとOpenBUGSを用いてメタアナリシスを行います。
ScriptボタンをクリックするとW Windows用スクリプト;M Mac用スクリプト;D サンプルデータ;P 必要なパッケージをインストールするためのスクリプトをクリップボードにコピーするための小パネルが表示されます。
四角の部分をクリックするとそれぞれがクリップボードにコピーされるので、スクリプトはRのファイルメニューから新しいスクリプトを開いて、エディターウインドウに貼り付けて実行できます。サンプルデータはExcelに
貼り付けてフォーマットを確認し、自分のデータにに合わせて書き換えて、データの範囲を選択し、コピーし、Rに戻って、スクリプトを実行すると解析が実行されます。実行時点で、サーバーから読み込まれ、実行されます。
実行の際のRのスクリプトを確認したい場合は、
WまたはMのスクリプトの中のsource()に書いてあるURLをブラウザで開いてみてください。
#1. リスク比、オッズ比、リスク差、ハザード比、平均値差のメタアナリシスを実行する。
リスク比についてはバイアス調整メタアナリシスも可。
単独群の率あるいは割合のメタアナリシスも可。リスク比、リスク差、平均値差のメタアナリシスの場合は、対照群、介入群の各群のメタアナリシスも実行し、Forest plotに統合値と標準誤差を表示する。
#2. リスク比、オッズ比、リスク差、ハザード比、平均値差のメタアナリシス。複数のデータセットを一度で解析可能。
サンプルデータは複数のデータソースを含んでいるので、一度Excelに貼り付け、必要な部分をコピーしてから、Rでスクリプトを実行してください。それぞれテンプレートとして自分のデータに置き換え、追加して使用してください。
#3.
madaを用いる診断精度(Diagnostic Test Accuracy, DTA)研究のメタアナリシス。
#4.
gemtcを用いるベイジアンNework Meta-analysis
Rからrjagsを介してJAGSでベイジアン解析を実行し、結果をR側で処理し表示します。SUCRAもプロットします。
二値変数の場合はOdds Ratop、連続変数の場合は平均値差を効果指標として解析します。データの形式は2種類に対応し、1行に1研究、または、1行に1アームです。
SciptボタンをクリックしてD□で得られるサンプルは1行に1研究の例です。1行に1アームのサンプルは
をクリックして表示されるページに載せてあります。コピーしてExcelに貼り付けて、フォーマットを確認してください。自分のデータに書き換えて解析します。
#4-1. 効果指標の値が小さい方が望ましい場合(例:発症率あるいは平均値が低下する):
#4-2. 効果指標の値が大きい方が望ましい場合(例:治癒率あるいは平均値が高くなる):
#5.
Dendukuri Nのモデルを用いるR、BRugs、OpenBUGSによる診断精度(Diagnostic Test Accuracy, DTA)研究のベイジアンメタアナリシス。Forest plotまで作成する。
OpenBUGSでの処理に数分かかります。Rは32ビット版を用いること。(注)2022.10.06の時点でRのWindows版はversion 4.2.20ですが、32ビット版のサポートが無くなりました。
BRugsがインストールできないため、このバージョンでは動きません。R-4.0.0およびR-4.0.2の32ビット版では動作を確認しています。CRANのダウンロード用のページでPrevious releasesからダウンロードできます。